2025年Spring Championship マリンボウル
- gotonflkjfa
- 7月2日
- 読了時間: 4分
灼熱の大阪で激突!マリンボウル2025、中学アメフト王者は啓明学院が掴む!
2025年、近畿地方は統計開始以来最も早い梅雨明けを迎え、6月29日(日)には早くも本格的な夏が到来しました。そんな灼熱の太陽が照りつける中、関西学院大学グラウンド(第三フィールド)では、春の中学生アメリカンフットボール王者を決めるマリンボウルが開催。今年は関西代表の啓明学院中学校セインツと関東代表の足立学園ワイルドベアーズジュニアが激突しました。
白熱の攻防、第1クォーターは譲らず
試合開始から両チームの気迫がぶつかり合う、まさに手に汗握る展開となります。第1クォーターは攻守ともに激しい攻防が繰り広げられました。
足立学園はQBからSB#99へのパスでレッドゾーンに攻め込むも、痛恨のインターセプトで得点ならず。一方の啓明学院も、LB#9のインターセプトからゴール前へ一気に迫るナイスリターンを見せるも、まさかの背後からの不正なブロックでペナルティ。両者ともにあと一歩のところでチャンスを活かせず、0-0で最初のクォーターを終えました。
啓明学院が魅せたビッグプレー!先制点を奪い前半をリード
試合が大きく動いたのは第2クォーターでした。
啓明学院は自陣37ヤード、3rdダウンロングという厳しいシチュエーションでパスを選択。すると、左にスプリントアウトしたQB#12からポストルートを走るWR#7へ63ヤードのタッチダウンパスがヒット。見事なビッグプレーで先制に成功し、キックも決まって7-0とリードします。
さらに啓明学院は前半終了2分前、自陣45ヤードからの攻撃でRB#0へのスクリーンパスで敵陣33ヤードまで攻め込むと、サイドラインへのパスをテンポ良く決め、あっという間にレッドゾーンへ侵入。最後はQB#12がスクランブルからそのままエンドゾーンへ駆け込み、13-0とリードを広げて前半を終えました。
足立学園ディフェンスが奮起。しかし啓明学院の牙城は崩れない
何とか早いタイミングで1本返したい足立学園は、第3クォーターに入るとディフェンス陣がまさに鬼気迫るプレーを見せます。
啓明学院の攻撃をLB#99のインターセプトやDL陣のQBサック、ヒッチプレーをロスタックルで自陣深くに封じ込め、さらに啓明学院のパントをショートに誘い、敵陣28ヤードという絶好の位置で攻撃権を獲得。
敵陣で攻撃権を得た足立学園は、パスとランを効果的に組み合わせ、ゴールまで残り7ヤード地点まで攻め込みます。しかし、啓明学院のディフェンスも必死の抵抗を見せ、第4ダウン7ヤードでのギャンブルを失敗。惜しくも得点機を活かすことができませんでした。
足立学園、執念の追い上げ!しかし勝利の女神は啓明学院に微笑む
13-0とリードを許し、後がない足立学園は第4クォーター。自陣30ヤードからの攻撃シリーズで、プリベントディフェンスでやや引き気味に守る啓明学院に対し、SB#5、RB#17へのショートパス、WR#35へのミドルパスをテンポ良く決め、ついにレッドゾーンへ。
ここから啓明学院ディフェンスの抵抗がさらに厳しくなり、パスラッシュを逃れて投げたパスがエンドゾーン内でまさかのインターセプト。万事休すかと思われましたが、このプレーがディフェンスのパスインターフェアとなり、ゴール前3ヤードへ大きく前進するビッグチャンスに。そして最後はQB#0がスニークでタッチダウン!キックも成功し、ついに13-7と1点差に詰め寄ります。
試合時間残り35秒。逆転に望みを繋ぎたい足立学園はオンサイドキックを試みますが、啓明学院のカバーチームがこれを落ち着いて処理。最後はビクトリーフォーメーションで残り時間を使い切り、13-7で啓明学院中学校セインツがマリンボウルを制し、見事、春の中学生アメリカンフットボール王者に輝きました。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL | |
啓明 | 0 | 13 | 0 | 0 | 13 |
足立 | 0 | 0 | 0 | 7 | 7 |
タッチダウン
啓明学院:#7 (2Q), #12 (2Q)
足立学園:#0 (4Q)
表彰選手
MVP: #7西村瑛貴 (啓明学院)
MIP:#0鈴木翔太朗 (足立学園)
優秀バックス:#12早原優馬 (啓明学院)
優秀ライン:#7千葉豪太 (足立学園)





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