【マリンボウル】立命館宇治、死闘の末に中学生日本一!タイブレーク2回に及ぶ大激戦、オービックを破り栄冠!
- gotonflkjfa
- 2 日前
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雲の残る台風一過の空の下、関西学院大学第3フィールドで行われた第13回マリンボウルは、歴史に残る大激戦となった。関西代表・立命館宇治中学校パンサーズと、関東代表・オービックシーガルズジュニアが激突した一戦は、互いのプライドがぶつかり合う壮絶なシーソーゲームを展開。前後半で決着がつかず、タイブレーク2回目までもつれ込んだ死闘を、立命館宇治が29-27(※TB含む総得点)で制し、見事春の中学生日本一の座に輝いた。
■第1Q:両雄一歩も譲らず。緊迫の立ち上がり
試合は立命館宇治のリターンでキックオフ。自陣38ヤードからのオープニングドライブはオービック守備陣に阻まれ3アンドアウト、パントに終わる。しかし立命館宇治もナイスパントでオービックを自陣15ヤードに押し込める。
ここからオービックが反撃。3rdダウンロングのピンチを迎えるも、QB#10が強烈なプレッシャーをかいくぐり左へロールアウト。TE#45へのパスをヒットさせて見事にファーストダウンを更新する。勢いに乗るオービックは、QB#10のオープンラン、さらにRB#8へのオプションピッチで次々と攻撃権を更新し敵陣へ進出。しかし、立命館宇治も意地のディフェンスでそれ以上の前進を許さず、惜しくもパントへ。
折り返しの立命館宇治は自陣17ヤードから。RB#30、RB#23の強力RB陣がアウトサイドゾーンでゲインを重ねるも、第1Qは両者無得点のまま、緊迫した状態で幕を閉じた。
■第2Q:電光石火の先制弾。しかしオービックも執念の同点劇
均衡を破ったのは立命館宇治だった。第2Q開始早々、自陣33ヤードからQB#6がWR#9へ鋭いパスを通し一気に敵陣へ。RB#30のアウトサイドゾーン、オプションからのQB#6自らのランで敵陣32ヤードまで迫ると、ここでビッグプレーが飛び出す。QB#6がエンドゾーンへ向かって放ったロングパスは、狙い澄ましたWR#11の手中へ。そのままエンドゾーンへ駆け込みタッチダウン(TD)。キックも成功し、まずは立命館宇治が7-0と先制に成功する。
引き離されたくないオービックは自陣28ヤードからの攻撃。しかし立命館宇治の堅守の前に3アンドアウトに抑えられ、パントを余儀なくされる。だが、ここから試合は風雲急を告げる。立命館宇治が自陣16ヤードからの攻撃に臨んだ局面、QB#6が右サイドラインを狙って放ったパスを、オービックのDB#10がインターセプト。敵陣15ヤードという最高のポジションで攻撃権を奪い返した。
ここからオービックQB#10が中央を猛進してゴール前へ。一気にQBスニークでTDを狙うも、ここで痛恨の反則。5ヤード罰退の仕切り直しとなり、続く攻撃も立命館宇治のQBサックを浴びて大きくロス。FGに切り替えるもキックは無情にも外れ、絶好の逆転チャンスを逃してしまう。
ピンチを凌いだ立命館宇治だったが、オービック守備陣の猛ラッシュと自らのフォルススタートの反則に苦しみ、パントもショートに終わる。
前半終了間際、敵陣28ヤードからの好機を得たオービック。2本のパス失敗で追い込まれるも、4thダウンギャンブルのQBランで執念のファーストダウン更新。敵陣17ヤードからQB#10が再び走りゴール前へ迫ると、最後もQB#10が意地でエンドゾーンへねじ込みTD。キックも成功し、前半終了間際に7-7の同点に追いついて試合を折り返した。
■第3Q:ミスとビッグプレーの応酬。モメンタムの奪い合い
後半はオービックのリターンで開始。自陣40ヤードの好位置から、QB#10からWR#87へのホットラインが炸裂し敵陣へ。RB#8のラン、さらにRB#32へのオプションでゴールへ迫るが、ここで痛恨のファンブル。転がるボールを立命館宇治がリカバーし、敵陣30ヤード付近でターンオーバー。オービックは絶好の先制機を逃す。
命拾いした立命館宇治は、RB#23とRB#30がインサイドを走るランで連続ファーストダウン更新。しかし、オービックの粘り強い守備と、立命館宇治の痛恨のパスインターフェアの反則が重なり、結局パントへ。
ここから試合の流れを引き寄せたのは立命館宇治のスペシャルチームだった。オービックの攻撃を3アンドアウトに仕留めると、4thダウンパントの局面で立命館宇治のディフェンス陣がパントブロックに成功。敵陣35ヤードからの絶好の攻撃権を手に入れ、勝負の第4Qへ突入する。
■第4Q:壮絶な打ち合い。土壇場残り2分からの大ドラマ
運命の第4Q、立命館宇治はRB#30、RB#23の中央突破で敵陣32ヤードへ。3rdダウンロングの緊迫した場面、再びQB#6とWR#11の黄金ホットラインが炸裂する。綺麗な弧を描いたロングパスが見事に通り、WR#11がそのままエンドゾーンへ駆け抜けTD。キック成功で14-7、立命館宇治が再びリードを奪う。
しかし、関東の王者・オービックも黙ってはいない。自陣42ヤードからの攻撃、WR#87へのパス、QB#10のオプションランで敵陣47ヤードへ進むと、ここでこの日一番の大歓声が沸き起こる。オプションからピッチを受けたRB#8が、ディフェンスの隙を突いてフィールドを独走!鮮やかなカットバックでディフェンダーを置き去りにし、そのままエンドゾーンへ快走TD。しかし、同点を狙った運命のキックが無念の失敗。スコアは14-13、立命館宇治がわずか1点をリードする展開に。
命拾いした立命館宇治は攻撃の手を緩めない。自陣26ヤードからRB陣のランで敵陣42ヤードに攻め入ると、QB#6がWR#9へショートポストパスをヒット。パスを受けたWR#9が快足を飛ばしてエンドゾーンへ走りこみTD。キックも決まり21-13、その差を8点に広げてオービックを突き放す。
絶体絶命に追い込まれたオービック。焦りからかキックオフリターンでまごつき、自陣18ヤードからの苦しい攻撃スタートとなる。RB#32やQB#10のランで必死に繋ぐも、自陣30ヤード付近で3rdダウンロング、試合時間は残り2分。誰もが立命館宇治の勝利を確信しかけたが、オービックのQB#10が驚異の執念を見せる。
パスコースが塞がれるや否や、QB#10がスクランブルからラッシュ。敵陣40ヤード付近まで運ぶ値千金のロングゲインで望みを繋ぐ。さらに中央のランでファーストダウンを更新すると、最後もオプションから中央を泥臭くこじ開け、そのままエンドゾーンへ飛び込んでTD。2点差、残された時間はわずか。オービックは当然2点コンバージョンを選択。命運を託されたQB#10が自ら走り込んで執念のコンバージョン成功。試合残り時間1分16秒で21-21、オービックが土壇場で試合を振り出しに戻した。
立命館宇治は残された時間でRB#23、RB#30のランでフィールド中央まで進むもここでタイムアップ。春の王者を決めるにふさわしい激闘は、運命のタイブレーク(延長戦)へと委ねられた。
■タイブレーク:死闘決着。神がかった幕切れ
【TB1回目】
先攻のオービックのオフェンスに対し、立命館宇治の守備陣が意地のシャットアウト。無得点に抑え込む。勝負を決めたい後攻の立命館宇治の攻撃だったが、今度はオービック守備陣がプライドを見せ、サヨナラを狙ったFGを執念のブロック。両者譲らず、勝負はTB2回目へ。
【TB2回目】
タイブレーク2回目。オービックはQB#10からWR#87への執念のパスでゴール前残りインチまで迫ると、4thダウンギャンブルでQBスニークを敢行し意地のTD。相手にプレッシャーをかけるべく2点コンバージョンを狙うも、これは立命館宇治守備陣が死守し失敗。オービックは6点のリードを奪う。
運命の後攻・立命館宇治の攻撃。RB#30のランでゴール前2ヤードまで迫るも、オービックの凄まじい壁の前に2連続ノーゲイン。一気に追い詰められ4thダウン。命運をかけたQB#6からWR#9へのパスは失敗……と思われた瞬間、フィールドに黄色いフラッグが落ちる。オービックに痛恨のパスインターフェアの反則。九死に一生を得てゴール前2ヤードでファーストダウンを獲得した立命館宇治、RB#23がランでエンドゾーンへ持ち込みTD。ついに27-27の同点。
そして最後は劇的な幕切れが待っていた。王座を掴み取るための2点コンバージョン。立命館宇治は4thダウンギャンブルで失敗したパスを再び選択。QB#6の手から放たれたボールは、今度はWR#9の手中にガッチリと収まりコンバージョン成功。タイブレークを8-6(総得点29-27)でもぎ取った立命館宇治中学校パンサーズが、激戦の死闘を制し、見事春の中学生日本一の栄冠を掴み取った。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TB | TOTAL | |
立命館宇治中学校パンサーズ | 0 | 7 | 0 | 14 | 8 | 29 |
オービックシーガルズジュニア | 0 | 7 | 0 | 14 | 6 | 27 |
<得点>
オービックシーガルズジュニア:#8, #10
<個人表彰>
最優秀選手賞
#6 國方 大獅(くにかた たいし) 立命館宇治中学校パンサーズ
敢闘選手賞
#10 山川 エイサン 龍(やまかわ えいさん りゅう) オービックシーガルズジュニア
優秀ライン賞
#0 東 大陸(あずま りく) 立命館宇治中学校パンサーズ
優秀バックス賞
#8 大河原 寛太(おおかわら かんた) オービックシーガルズジュニア




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